てろんてろんな日々

日々の記録

違うということ

たとえ二人で行う不妊治療でも

無精子症で手術がない限り男性には痛みは伴わないこと

毎回毎回仕事に都合をつけて

医者の前に座るのは女性であること

(医者に内診されるのも女性であること)

遅刻早退欠席で

仕事を少しずつキャリアダウンしなければいけない可能性の高いこと

どんなに良い顔されても

大事な会議に参加するか、出張できるのか、

スケジューリングが完璧に出来るのか

そこを考えていかないといけないこと

 

内診は屈辱が伴わないとは言えないこと

採卵は麻酔をしていても痛みで泣けて来ること

ホルモン剤は飲んでいると体調も体質も変わるし

筋肉注射は毎回毎回慣れられず痛いこと

 

あなたに完全に理解しろとは言わない

毎回診療についてこいとも

同じ痛みを味わえなんて思うこともない

身体の違いなのだから負担が違うことは当たり前で

男女は違うものだからそんな馬鹿みたいな要求もしないしするつもりもない

 

でもあなたは

どこまで分かっているのか

わたしは不妊治療を受けている間

どのような状況にいるのかを

どのような痛みを味わっているのかを

どのような思いで過ごしているのかを

男女は違う

それを分かってくれているのでしょうか